
彼女が二刀を抜く理由(東方同人小説)
彼女が二刀を抜く理由
東方二次創作(同人誌頒布作品)
第十三回博麗神社例大祭作品
作者 空星ながれ
去年の6月、ふとしたことから家に帰る前に同人ショップに行こう!と思い立ち…
なんとなくBOXQ3の方々に唐突にお土産を渡しつつ、メロンブックスやとらのあなに行ったわけですが
(ぷよしろよ…と言うかもしれませんが、11月に3DS買うまでは15年や16年はほぼぷよぷよしてませんでした。)
winぷよお亡くなりになったし、ぷよVSはぷよが通ルールでも柔らかいので嫌いです。
2016年11月の記事『今更3DS買いました(半分嘘)』
ぷよ再熱の原因
で、その時とらのあなで見かけるも、買うのを渋った結果、案の定旬の品とも比喩される同人誌は姿を消す。
やっとのことで(半分嘘)手に入りましたので紹介するのが、今回のこの東方二次小説です。
『彼女が二刀を抜く理由』
魂魄妖夢が主人公
名脇役は二名…我らが森近
妖夢の持つ二刀のうちの短い刀こと白桜剣。
魂魄家の家宝。
人の迷いを断ち切る刀で、幽霊に対して使えば天界へと成仏させることが出来るとされているが、
閻魔からは使用を控えるよう厳命されている曰くつきの刀。
今回「も」訳あって香霖堂に訪れた妖夢に対し、店主霖之介がこの短刀の『人の迷いを断ち切る』性質について
【業の深い刀】と評価・揶揄
その真意を組むことができない妖夢は、家宝の刀へのその様な扱い方にやや憤慨する。
しかし、店主と別れた後にである謎の幽霊。二刀流を扱う幽霊との対峙。
彼女は白桜剣を通じて、何を理解するのか。
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一年半前の作品ですが、この作品100P未満の小説ですので
詳細を書いてしまうと中身が完全ネタバレしてしまいますのでぼやかしていきます。
相変わらずの森近ワールドこと、モノに対する蘊蓄や理解、独自解釈からの…鋭い観察眼
未熟な妖夢はまだ白桜剣の【人の迷いを断ち切る】事を理解できていない
謎の幽霊との戦いを通じ、白桜剣に頼ることがどういうことなのか、白桜剣の使い処はどういう心境の時なのかを
逆に妖夢が霖之介に魅せていく
そして、オチである幽霊の正体と店主との関係(あっ…察し)
公式でも霖之介との面識をにおわせていたネズミくんも名脇役で物語を引き立てていきます。
他の東方キャラは(多分)出てきませんが話は上手に進んでいきます。
まぁ、2日程度の時間が流れてるだけだし。
もしも興味がある人がいたら読んでみてください。
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